クラウド会計で便利なクレジットカード 法人カードでおすすめは?
クラウド会計を利用する場合には、クレジットカードを作る事をお勧めしています。
なぜかというと、クレジットカードからデータを連動して仕訳に必要な情報を自動で取り込む事が出来るからです。
クラウド会計の一番の特徴は、インターネットバンキングからデータを取り込んで、自動で仕訳が出来るという事です。
このデータ取り込みは銀行データからというイメージが強いですが、クレジットカードからの取り込みにももちろん対応しています。
タイムラグはありますがカードの取り込みの場合、クレジットカードを使った段階でデータを取り込み仕訳がされる事になります。
クラウド会計に対応のクレジットカード決済の記事はこちら
⇒Square(スクエア)のPosレジを利用し、クレジットカード決済を簡単に行うには?
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Square(スクエア)のPosレジを利用し、クレジットカード決済を簡単に行うには?
クレジットカードを連携させる5つのメリット
クレジットカードには次のような様々なメリットがあります。
➀ 自動で仕訳ができる。
クレジットカードを使った段階で、データを取り込んできます。
(多少のタイムラグはあり)
あとは、相手科目と摘要を確認・修正するだけで仕訳が完成です。
イメージとしては、銀行のデータ取り込みと同じような形です。
例えば、2月5日にクレジットカードでパソコン備品を7,280円で購入した場合、
【2/5 備品消耗品費 7,280 未払金(クレジットカード)】
という仕訳が自動でできる事になります。
(勘定科目も過去の履歴等から提案してくれるので、確認だけで登録できる仕訳の割合が多くなります)
② クレジットカードの未払金残高を自動的に管理できる。
クレジットカードの場合、カードを使った段階では、
通信費 8,586 未払金(○○カード)
クレジットカードの代金が引き落としになった段階で、
未払金(○○カード) 8,586 普通預金
という形になるので、自動的に未払金の残高(クレジットカードの未払残高)まで管理する事が出来ます。
未払金の補助科目を見れば、クレジットカードの未払い残高がわかるので資金の管理も楽です。
③ キャッシュフローと管理が楽になる。
クレジットカードで支払う事により後払いとなるので、その分資金に猶予が出来ます。
また、資金管理においても支払がクレジットカードの1回の支払に集約されるので、資金の管理をしやすくなるというメリットがあります。
④ 社員がそれぞれETCカードを使う事が出来る
クレジットカード会社にもよりますが、ETCカードのみを別で発行することができるので、社員にクレジット機能のないETCカードを持ってもらう事ができます。仕事で車を利用する機会が多い会社には便利です。
⑤ ポイントが貯まる。
今まで現金払いしていたものも、使えるものはクレジットカード払いにしていく事で、クレジットカードのポイントが貯まっていきます。
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法人カードでおすすめのカードは?
私はクレジットカードを作るときに結構色々なカードを探したのですが、法人カードは個人と違い年会費が高いです。個人では無料のカードはたくさんありますが、法人はほぼ有料です。
今回は、その中でも年会費が安いクレジットカードをご紹介します。
会社設立当初は、固定費を減らしたいので最低限の年会費に抑えておくのがベターです、
JCBビジネスカード
カードブランド:JCB
ETCカードを何枚でも発行できるので、社員が利用する場合に便利です。
年会費は1,250円(税別)とかなり安く、法人カードの定番といえます。
限度額:30万円~100万円
ショッピング保険100万円(海外)
オリコカード
カードブランド:VISA
ゴールドカードが欲しいという人はこちらです。
・ゴールドカードなのに年会費が2,000円(税別)と破格です。
・ショッピングガード100万円
・国内旅行障害保険1,000万・国外旅行傷害保険2,000万あり
・ETCカードは1枚発行可能
・限度額:10万円~300万円
法人カードを作るための最低限の必要書類
法人カードを作るためには、最低限以下の書類が必要となります。
履歴事項全部証明書
法務局でとる事ができます。
新設法人の場合、法人が設立されてから履歴事項全部証明書をとる事ができるので、設立後という事になります。
口座引き落としための銀行口座
カード支払いの引き落とし口座が必要です。
新設法人の場合、
①設立登記申請(法人成立)
②履歴事項全部証明書(謄本)発行
③銀行口座開設
といった流れとなります。
印鑑登録証明書
法務局で取得する事ができます。
新設法人の場合、履歴事項全部証明書(謄本)発行と同時にとる事が出来ます。
本人確認書類
免許証などの本人確認書類が必要です。
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まとめ
クラウド会計でクレジットカードを使うメリットを紹介してきました。
自動で取り込める割合を増やす事で劇的に経理処理が楽になるので、取り込めるものは取り込むようにしましょう。
クレジットカードを使うデメリットとしては、現金で支払うのに比べ気軽に使ってしまうところです。その点については、もちろん注意が必要です。
リボ払いや分割払い、ボーナス払いなどは利用しないようにした方がよいです。
そういったデメリットはありますが、それ以上に時間やコスト・業務効率の点でメリットがあるので、うまく活用していきましょう。
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