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IPO投資はローリスク・ミドルリターン!

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IPO投資はローリスク・ミドルリターン!
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資金が数10万円から出来るリスクが少ない割にはリターンもそこそこ期待できる投資。
それがIPO投資です。

聞いたことがない人は難しく感じるかもしれませんが、
やる事は簡単なんです。

数十年前は、高度成長期で銀行に預けていれば10年で2倍になるという時代でした。
今だと、10年預けても1%増えるかどうかというところです。
これからは、資金や資産をどう持っておくかという事が重要です。
投資というものをもっと真剣に考えるときが来ているんじゃないでしょうか。

動画で見てくれる人はこちらからとなります。

IPO投資って?

簡単にいうと、これから上場する会社の株を抽選で購入し、初値で売る(上場後に値段がついた時点ですぐに売る)というものです。
上場後には、株価が上がる場合が多く、一回の利益(値幅)も数10万円以上という場合もよくあります。
抽選で当たったら、上場と同時にすぐ売ると決めておくことでリスクもかなり少ないです。

伝説と呼ばれているのが、2006年の比較.comの上場です。
45万円の公募価格が初値で270万円になりました。
これ1回の当選で利益が225万円(270万円ー45万円)です。
(1単元で。当然2単元当たっていれば倍になりますよね)

初値が下がる場合は?

もちろん、初値が下がる場合もあります。
ただ、下がる場合でもこれまでの傾向では下げ幅が少ないです。

また、初値の予測サイトも色々あって、下がりそうな株は分かります。
これらのサイトは過去の実績などものっていてわかりやすいです。
IPO株のはじめ方
96ut.com

ここまでの話ではいいことづくめなのですが、
一番の問題点としては、
『抽選に当たらないということです(笑)』
やはり、株価が上がり利益が出る確率が高いことを知っている人が多く、
抽選の倍率が高いのです。
ですので、基本は抽選に当たらない場合がほとんどです。

ただ、このIPO投資、当たらないことには意味がありません。
そこでどうするか?ですが。

SBI証券のIPOチャレンジポイント

すぐには無理ですが、いつかは当てるという方法があります。
SBI証券のIPOチャレンジポイントの利用です。
これは、SBI証券独特のものです。

SBI証券でIPOの抽選に申し込み、外れると1ポイントが貯まります。
このポイントを貯めると、抽選に関係なくポイント数の多さで当選することができるのです。
(ポイント枠)
SBI証券[旧イー・トレード証券]

当選するには200~300ポイントくらいは必要となります。
ですので、200~300回くらい外れれば良いわけです。
1年間で、SBI証券からIPOで申し込める数は、ここ数年は70~80くらいです。
ですので、3~4年くらいポイントを貯めれば1回は当たることになります。

例えば、コツコツと250ポイントを貯めて、やっと抽選に当選しました。
その株が10万円の公募価格(1,000円×100株)に対して、初値が40万円(4,000円×100株)となりすぐ売却した場合、差額の30万円が利益となります。

2枚セットで当たる場合もあるので、その場合は30万円×2=60万円となります。
ポイントで当選するので、通常は上がりそうな株を狙います。

この場合、250回外れてやって当選ということなのですが、
もちろん、それまでにも抽選なので当たる可能性はあります。
(資金枠)

ただ、SBI証券の場合、資金が多いほど当たりやすくなっていて
資金が数千万~億単位あっても当たるとは限らなく、よほどの資金がない限りはこちらの資金枠での抽選は期待できません。
ただ、可能性は0ではありません。

そういった抽選を楽しみながらポイントを貯めれて、一定数以上貯めれば他の人よりポイント数を多く申告することで当選できるのです(銘柄によって当選ポイント数が違います)

未成年口座を作る

また、未成年のお子さんがいる場合は子供名義でもSBI証券の口座を作る事ができます。
SBI証券は、子供の口座は親権者が動かしてもOKなので、
自分の分+子供の分も抽選に参加できるので効率が良いです。
(ジュニアNISAも申し込んでおけば良いです)

注意点として、自分の親や、自分の配偶者の口座を作り勝手に動かすと借名取引となりますので注意してください。
あと、お金の区分は他人のものとごっちゃにしないようには気を付けましょう。

他の証券会社にも口座を作る

SBI証券は数ある証券会社の中の一つです。
このIPO投資を本格的にする場合は、様々な証券会社の口座を作り
申し込むことで確率が上がります。

通常、一つの上場に対して幹事の証券会社がいくつもあります。
その中でも主幹事の会社は当選枠が7~8割程度もあるので、
抑えておきたいところです。

その他の2~3割の部分を、その他の幹事証券会社が当選枠を持つことになります。

IPOを取り扱っている証券会社は限られています。
主なところは以下のところです。

(IPOの取扱いが多い証券会社)
SBI証券
SMBC日興証券
野村証券
大和証券
みずほ証券
東海東京証券
マネックス証券
いちよし証券
岩井コスモ証券

(たまに取扱いがある証券会社)
三菱UFJモルガンスタンレー証券
丸三証券
松井証券
カブドットコム証券
岡三証券
岡三オンライン証券
ライブスター証券
安藤証券
エイチエス証券
東洋証券

これらを全て口座開設し、抽選に申し込めば確率は上がります。
ただ、資金もそれぞれの口座に入れることになりそれなりに必要です。

私は今年に入って口座をかなり作りましたが、SBI証券以外で2回当選しました。
どちらも上がりましたし、当選できたのはかなり運が良かったんだと思います。
たくさんの証券会社に口座を作り、申し込めるところから抽選に申し込むことで
確率は上がります。

まとめ

IPO投資は投資に入るのかどうかも疑問ですが、
貯金をしているよりはお金が増える可能性はかなり高いです。
ローリスク・ミドルリターンの投資です。

ただ、たくさん口座を作るのは結構な手間です。
また、お金を入れておくという部分もあり、管理も必要になります。

まずは、SBI証券だけでも口座を作り、チャレンジポイント狙いだけをするのも
いいかと思います。
(その場合はSBIネット銀行もあると便利です)
ただ、数年後にこの制度がなくなってたらすみません。

また、未成年のお子さんがいる場合は子供名義でもSBI証券の口座を作る事ができます。
子供の口座を親権者が動かしてもOKなので、
自分の分+子供の分も抽選に参加できるので効率が良いです。
(ジュニアNISAも申し込んでおけば良いですね)

 

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